2月より、日本国内で「EMOTET」メールによる攻撃が活発化しています。
「EMOTET」とはウイルス感染を狙うマルウェアの一種で、メールに添付されたファイル（ZIPファイル、Word, EXCELファイル）を開くことで感染します。
この感染により、社内ＰＣへの拡大や、ワーム、ランサムウェアと呼ばれるさらなるマルウェアの感染が起こり。盗まれたメール情報から外部にまで攻撃が広がっていきます。
すでに大手企業でも感染が確認され、全国的な問題に発展しております。

※3/15追加
JPCERT/CCより感染確認ツール「EmoCheck」の最新版が3/14に公開されていますのでご利用ください。
同ホームページ内で詳細な説明や対処法もございます。



「EMOTET」は、取引先や社内個人のメールアドレスになりすまし、返信を装った形でファイルが送られてくるので発見が難しいことが特徴です。また、アンチウイルスソフトでの検出も困難なので、個々での対策が必要となります。

主な対策方法は次の通りです。
・添付ファイルが送られてきた場合、送信元をしっかり確認する。怪しい場合は絶対に開かない
・誤って開いてしまっても「コンテンツの有効化」や「編集を有効にする」等を押さない
・メールに対する返信は絶対にしない
・送付の確認はメール以外の手段で確認する
・ＰＣ、アンチウイルスソフトを常に最新の状態にする。
・感染が疑わしい、もしくは感染してしまった場合はLANケーブルを抜き、システム担当者に報告する。

〇詳細につきましてはこちらをご覧くださいませ。

IPA・独立行政法人情報処理推進機構
「Emotet（エモテット）」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて